口周りの乾燥にお悩みの方必見!口周りの乾燥対策について解説。









こんにちは、美肌研究家のソウ(@souiam01)です。

 

「口周りのカサカサが気になる」

 

「口周りが粉をふいている」

 

など口周りの乾燥にお困りではないですか?

 

ぼくも今でこそよくなりましたが、以前は口周りの乾燥に悩まされていたひとりです…。

 

よくまわりの家族や友人などが「口周りが乾燥しているよ〜」と教えてくれていた過去があります。苦笑

 

なので、そんな人の気持ちが痛いほどわかります。

 

口周りが乾燥していると、ものすごく不快感あるし、人目も気になるし最悪ですよね。

 

特に冬の乾燥の季節になると、それが悪化してほんとに憂鬱な気分になってしまいます…。

 

でも口周りの乾燥って、意外とカンタンに改善することができるんですよね!

 

それもその乾燥対策をした直後だけではなく、これから先もずっと口周りの乾燥で悩むことがなくなるほど効果が持続します。

 

そこで今回はぼくが口周りの乾燥を克服した方法についてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

そもそも口周りの乾燥の原因って?

顔全体のなかでも口周りって、特に乾燥が目立ちますよねぇ。

 

でもなんで口周りだけがこんなにも乾燥するのでしょうか?

 

それにはちゃんとした理由があるんで、まずはその乾燥の原因について見ていきましょう。

 

口周りの乾燥の原因はおもにこの4つです。

 

口周りの皮膚は薄い

表皮の角質層の厚さは、顔のパーツごとにそれぞれ違いがあります。

 

特に口周りの皮膚は、目元と同じくらい薄くなっているので、刺激に弱く乾燥しやすくなっています。

 

口周りは皮脂の分泌が少ない

口周り(Uゾーン)は、Tゾーンのようにたくさんの皮脂線が存在していません。

 

こちらの皮脂腺の分布図を見ていただくとわかりますが、皮脂腺のほとんどがTゾーンに存在している状態です。

 

皮脂腺は、毛の生えているところにはどこにでもありますが、手のひら、足の裏にはありません。

身体の中では、頭、顔、胸、背中、手脚の順で多く分布しています。

出典:SHISEIDO

 

つまり顔はからだのなかでも、2番目に皮脂腺がおおい場所。

 

そのほとんどの皮脂腺がTゾーンに一点集中しているため、Uゾーンは皮脂の分泌が少なく乾燥しやすい傾向にあるんですね。

 

口周りの皮膚は凹凸が多い

 

顔の皮膚のなかでも口周りは、たくさんの凹凸がある部分です。

 

鼻の下や唇の下のくぼみ、口角部分など、ほかの部分よりも化粧水や日焼け止めの塗布がしづらいと感じている方は多いでしょう。

 

そのため、口周りはほかの部分とくらべると塗り残しがおおく乾燥しやすい部分でもあります。

 

口周りは摩擦が多い

 

口周りは食後におしぼりでぬぐったり、歯を磨いたあとにタオルでぬぐったりと摩擦が多い部分でもあります。

 

また無意識のうちに、よく手で触ったりしているものです。(僕も以前は、触りグセがありました…w)

 

この摩擦や刺激が原因で、乾燥を起こしやすくなります。

 

 

口周りの乾燥対策について

ここまでは口周りの乾燥の原因について見ていきました。

 

原因を理解していないと、乾燥対策もできません。

 

では、お次は対策について見ていきましょう。

 

セラミドを補給する

まずは、ぼくのブログでもお馴染みの「セラミド」ですね!

 

もうね、これ本当に優秀な成分なんですよ。乾燥肌の人にはぜひ使っていただきたい成分です。

 

実はぼくの口周りの乾燥も、セラミドの補給をし始めてから改善したといっても過言ではありません。

 

もちろん口周りだけではなく、顔全体の乾燥も含めです。

 

セラミドは本当に素晴らしい成分なんで、もっとたくさんの人たちに広まってほしいなと思っています!

 

セラミドは肌の角質層で、細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱えこんでいるような存在(細胞間脂質)です。

 

肌や髪のうるおいに欠かせない働きをします。

 

肌の角質層は角質細胞が何層にも重なってできており、その一つ一つを接着しているような状況です。

 

セラミドは細胞間脂質の主成分にあたり約半分の50%を占めています。

 

もともと体内にある成分で、肌にうるおいを与えます。

出典:YS

 

こんにゃくなどの食物からも摂取できますが、セラミドに関しては食べるよりも塗る方が効果は高いとされています。

 

ちなみに僕は朝と晩、化粧水からセラミドを補給していますよ。

 

角質層にセラミド補給を急げ!セラミドの美肌効果6選!をあわせて読んでいただくと、セラミドが肌へどのように働きかけて美肌へ導いていくのかの理解度が高まるはずです。

 

くぼみにもしっかりと化粧水や日焼け止めをつける

先ほどもお伝えしたとおり、口周りはくぼみが集中していて化粧品の塗り残しが多くなる部分です。

 

なるべく時間をかけずに手っ取り早く塗りたい気持ちはわかりますが、せめて口周りだけは時間をかけて丁寧に塗るように心がけましょう!

 

口周りの中でも、特に口角部分を塗るときは、口を大きくあけて入念に塗りこみます。

 

ただし、

 

これは化粧水をたくさんつけましょう!という意味合いではなく、あくまで塗り残しがないように丁寧に塗りこみましょう。

 

ということです。

 

 

このように化粧水のつけすぎは、

 

  • 肌のバリア機能の低下
  • 時間やお金の無駄づかい

 

などデメリットがほとんどで、たくさんつけたからといって肌の奥深くまで化粧水の成分が染みこむなんてことはありません。

 

化粧水は顔全体で5滴ほどを使用量の目安として塗布するといいでしょう。

 

正しい方法でフタをする

化粧水の蒸発を防ぐためにフタをする方もいるかと思いますが、意外とフタになっていないことが多いです。

 

一般的なスキンケアは、化粧水→乳液の順で行いますが、それだけでは化粧水の成分は簡単に蒸発してしまうため、完全なフタとは言いがたいんですね。

 

というのも、乳液は化粧水の成分に少量の油分が配合されているだけなので、フタとしての効果はさほどありません。

 

実際、化粧水→乳液だけではなんとなく物足りない感じがしませんか?

 

化粧水の蒸発を防ぐフタとして使用したいのであれば、油分が多めのワセリンやクリームを代用しましょう!

 

塗布の順番は、化粧水→ワセリンやクリームです。

 

ワセリンやクリームなど油分を多く含むものは、空気に触れると酸化しやすいので容器はしっかりと密封して保存しましょう。

 

部屋の湿度を上げる

 

冬の乾燥する季節はもちろん、夏場でもエアコンの使用で空気が乾燥してしまいます。

 

加湿器やストーブの上にやかんを置いたりなど、部屋の湿度をできるだけ上げるように心がけましょう!

 

最近はおしゃれで高性能な加湿器も増えてきているので、お部屋のアクセントとしてその雰囲気に合わせてみるのも楽しめそうですよね。

 

またアロマオイル対応の加湿器なんて優れものもあるんで、お部屋をいい香りにすることだってできます。

 

やー、ほんと加湿器も加湿機能単体だけでは厳しい時代になってきたんですねぇ。そりゃー僕もおしゃれでアロマオイル対応の加湿器を選んでしまいますw

 

さてそんな加湿器を選ぶ際に注意しておいていただきたいことは、お部屋の広さに適した加湿器を使うこと。

 

20畳のお部屋に10畳用の加湿器をおいても十分に加湿することはできません。

 

またその逆でも言えることですが、10畳用の加湿器を20畳のお部屋においても過度な加湿になってしまい呼吸器の負担となってしまいます。

 

加湿器を設置する場合は、お部屋の広さに適したものを使うことで、十分に効果を実感することができますよ。

 

購入の際は、表示をしっかりとチェックすることをおすすめします。

 

洗顔を見直してみる

過度な洗顔は、肌のバリア機能を低下させ、乾燥を引き起こしてしまいます。

 

ぼくのブログでもいつもお伝えしていますが、洗顔はスキンケアの基本(土台)となるとても大切なものです。

 

洗顔の手順、洗顔の回数、洗顔料の成分などをもう一度見直してみましょう!

 

洗顔だけで肌は変わる!美肌になる正しい洗顔方法。の記事で正しい洗顔について触れていますので、こちらもあわせてどうぞ。

 

洗顔の手順から、肌にやさしい成分の選び方まで、より詳しく書いていますよ。

 

食事でも乾燥対策を

 

 

口周りの肌バリア機能の低下は、食事の栄養バランスのかたよりが原因である可能性もあります。

 

肌をつくるタンパク質、ターンオーバーを促進してくれる食事を積極的に食べましょう。

 

 

ねこくん
タンパク質は肉や魚、卵、大豆製品などから。ビタミン類やミネラルも忘れないように摂ろうね!

 

 

また鶏もも肉には、コラーゲンの主要な成分でもある”ヒドロキシプロリン”も豊富に含まれているので、潤いのあるプルプルな肌を手に入れることができます。

 

このツイートではタンパク質としてハンバーグをあげていますが、毎日一定量のタンパク質は摂るように意識しています。

 

美肌の土台づくりに欠かせない成分が、タンパク質なのです。

 

ただし、動物性ラードや植物油などは脂肪として蓄積しやすいので、オリーブオイルやごま油、エゴマ油、ココナッツオイルなど美容にいい油を選ぶようにしましょう!

 

また、食後におしぼりで口周りの汚れを拭きとるときは、ゴシゴシこするのではなく押さえて拭くようにすると◎です!

 

そうすることで、刺激や摩擦を軽減して乾燥を予防することができますよ。

 

口周りのパックをしよう

「リップクリームを塗っても、時間が経てば乾燥してしまう」

 

乾燥肌の方は、こんな経験はありませんか?

 

「まさか、そんなのありえないでしょ!」

 

と思われる方もいるかもしれませんが、実はぼくも含め乾燥肌の方って、このお悩みをお持ちの方は意外と多かったりします。

 

そこで時間もお金もかからず、誰でもカンタンにできちゃう、口周りのパックについてご紹介します!

 

カンタンに乾燥対策!口周りパックの手順
  1. 洗顔後、水で濡らしてしぼったコットンに化粧水を染み込ませる
  2. そのコットンを口周りに貼る(この時、ラップをかぶせると潤いがさらにアップ!)
  3. 3分後、コットンを取る
  4. ワセリンやクリームなどでフタをして水分の蒸発を防ぐ

 

以上です。

 

とてもカンタンでしょ?こんな感じで特別なものを用意しなくとも乾燥対策はできます。

 

口周りの乾燥がひどい方は、ぜひ今日からでも試してみてくださいね!

 

口周りの乾燥対策はカンタン。

今回は口周りの乾燥の原因と、その対策についてまとめました。

 

ざっくりまとめるとこんな感じですね。

 

  • 角質層にセラミドを補給する。
  • くぼみにも入念に化粧水や日焼け止めをつける。
  • ワセリンやクリームがフタとしては万能。
  • 加湿器を使って部屋全体の湿度を上げる。
  • 正しい洗顔方法をマスターする。
  • 食事でもしっかりと乾燥対策。
  • しつこい乾燥には口周りパックが有効。

 

口周りの乾燥だけではなく乾燥した肌は、角質がゴワつき毛穴も細くなり、皮脂が毛穴づまりを起こしやすくなるので肌荒れの原因にもなります。

 

なので、肌荒れのない美肌をつくるためには、まず乾燥させないようにすること。

 

これを大前提として、生活環境や日々のスキンケアを見直してみましょう!

 

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