突然ですが、あなたはコーヒーはお好きですか??
ぼくは1日3杯のコーヒーを飲む、いわゆるコーヒー大好き人間です。
コーヒー大好き人間といっても、普段はコーヒーに費やす余裕がないのでドリップタイプで済ませ、余裕のある時だけ豆を挽いてコーヒーを堪能しています。
久しぶりに豆を挽いて #コーヒー を淹れました☕コーヒーは抗酸化成分のポリフェノールが豊富でシミ、老化を予防できます! #Fireking pic.twitter.com/GvpL5EFhER
— 肌荒れのない美肌をつくる@そう (@souiam01) 2017年11月2日
コーヒーはブラック、シュガーやミルクを入れたカフェラテなど、様々な飲み方ができるため子どもから大人まで広く親しまれている飲み物です。
そんなたくさんの人に親しまれているコーヒーですが、健康被害があると敬遠する人も少なからず存在します。
しかし、近年の検証データによるとコーヒーは健康にいい影響を与える飲み物だという多くの報告があり、敬遠して飲まないのはとても勿体ないなぁと感じます。
近年になってコーヒーの制癌作用や抗酸化作用が注目され始め、多くの検証データが発表された。
出典:Wikipedia
このようにコーヒーは制癌作用のほか、抗酸化作用も注目されており健康や美肌作りにおいて最適な飲み物だということが徐々に解明されてきています。
この引用文はほんの一例であり、コーヒーの美肌効果に関してあげると、実はほかにも山ほどあります。笑
今日はそんなコーヒーの美肌になる効果効能すべてにフォーカスして徹底解説していきます!!
コーヒーの美肌になる効果効能を徹底解説!
コーヒーの美肌成分
コーヒー豆には糖類、脂質、アミノ酸やたんぱく質、ポリフェノールであるクロロゲン酸、カフェインなどが含まれており、それが焙煎時の化学変化によって約100種類もの成分になります。
おもに美肌効果が期待できる成分はこの2つだよ!
- ポリフェノール(クロロゲン酸)
- カフェイン
ポリフェノールはよくブログやツイッターでも紹介していて、体を酸化から守ってくれる成分ですね。
カフェインは、副作用でめまいや不眠、頭痛など世間ではあまりいいイメージではありませんが、これから先を読み進めていただけるとカフェインに対しての固定観念が変わるはずです!
まずはポリフェノールから順番に解説していきますね。
コーヒーのポリフェノール、クロロゲン酸
ポリフェノールはよく耳にしますが、クロロゲン酸を聞いたことのある人は少数ではないでしょうか??
クロロゲン酸とは、コーヒー豆中に5〜10%含まれるポリフェノールで抗酸化作用を持っています。
コーヒーを焙煎した時の香りや苦味、色の元となっている成分ですね。
では、コーヒーのポリフェノールであるクロロゲン酸とは具体的にはどのような美肌効果をもたらすのでしょうか?
ポリフェノールの美肌効果
アンチエイジング
まずポリフェノールの美肌効果としてもっとも広く知られているものが抗酸化作用ですね!
抗酸化作用とは体内の酸化(サビつき)を抑え、シミやシワなどの老化現象を食い止める作用のことを言います。
つまり、ポリフェノールであるクロロゲン酸が身代わりとなって体内の酸化を引き受けてくれるということです。
特に外出前に飲んでおくと、日焼けによるシミを予防することができます!
美白効果
クロロゲン酸の抗酸化作用には活性酸素を除去し、メラニン色素の生成を抑制する作用もあります。
メラニン色素が生成されなくなると、シミを抑制することができ同時に美白効果も期待できます!
ニキビ予防効果
ニキビができる原因の1つとして、毛穴に詰まった皮脂の酸化があります。
その毛穴に詰まった皮脂の酸化を防いでくれる成分が、ポリフェノールであるクロロゲン酸です!
カフェインの美肌効果
先ほどもお伝えしましたが、カフェインを摂ると副作用を起こすリスクがあります。
カフェインに対する世間のイメージはあまりよくありませんが、実はカフェインはデメリットだけでなくメリットもたくさんある成分です。
カフェインの副作用が美肌作りにとってはメリットとなり得ることもあるので、今日はそんなデメリットではあるがメリットでもある部分を見ていきましょう。
利尿作用
まず、カフェインといってすぐに思いつくのが利尿作用ですよね!
利尿作用とは尿の量を増やして、排尿を促進させるという作用です。
排尿を促すことにより、体の余分な水分や老廃物がスムーズに排出されるためデトックス効果やむくみの改善につながなります。
老廃物や毒素は肌トラブルの原因の1つなんだ。
新陳代謝の促進
新陳代謝とは、古いものが新しく生まれ変わることをいいます。
カフェインで新陳代謝が促進されるってあまり耳にしたことはないと思いますが、メカニズムはこうです。
- カフェインが中枢神経に働きかけ興奮状態にさせる
↓
- 興奮状態になると、心拍数が上がる
↓
- 心拍数が上がると、新陳代謝が促進される
新陳代謝が促進することにより、ターンオーバーが正常化され新しい肌への生まれ変わりがスムーズになります。
ニキビ予防効果
あれ?さっきもニキビ予防ってあったような、、
正解です!カフェインもまたポリフェノールと同様、ニキビ予防効果があるんです。
カフェインとポリフェノールによりニキビ予防効果は2倍!!と言いたいところですが、はっきりと断言はできません。笑
しかし2倍にならなくとも、カフェインには確実にニキビを予防する効果はあります。
どのようにニキビが予防できるのかといいますと、
- カフェインがターンオーバーを正常化
↓
- 新しい肌への生まれ変わりがスムーズになる
↓
- 皮脂の毛穴詰まりが解消し、ニキビが出きにくい環境になる
ニキビの原因の1つは皮脂の毛穴詰まりなので、そこを改善するだけでもとても高いニキビ予防効果が期待できます。
血行の促進
カフェインは交感神経を刺激して、血管を収縮させる作用があります。
血管が収縮することで、血管内を血液が流れる勢いが増し、血圧が上昇して血行が良くなります。
血行が良くなると、体温が上昇し新陳代謝が上がります。
また、体のすみずみまで栄養分や酸素が行きわたるので、くすみのない透明感のある肌をつくることができます。
ダイエット効果
美肌と直接的な関係はありませんが、美意識を高めることにフォーカスするとダイエットって意外と重要ですよね?笑
年齢を重ねるとともに確実に基礎代謝は落ちていき、若い頃と同様に食べていたらすぐに体についてしまうため、何かしらの対策が必要になってくるわけです。
そこでカフェインの皮下脂肪燃焼効果をダイエットに取り入れてみてはいかがでしょうか?
脂肪を燃焼させるには、まず脂肪の代謝を促進する必要があり、カフェインはその代謝の役割を担っているリパーゼという酵素を活性化させる働きをします。
リパーゼを活性化させれば、脂肪の燃焼がスムーズになり結果的にダイエットにつながります。
コーヒーたくさん飲むぞ〜!
美肌にはいいけど、飲みすぎには注意だよ。
正しい飲み方を教えるね!
コーヒーの美肌効果を高める正しい飲み方
お伝えしてきたように、コーヒーはとても美肌効果の高い飲み物です。
しかし、
美肌にいいからといって、飲む量や飲むタイミングを間違えると肌荒れを起こしたり、体調を崩したりなど思ってもいなかった結果に終わってしまうこともあります。
カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。
出典:厚生労働省
このように、厚生労働省もコーヒーに含まれるカフェインの過剰摂取は健康被害をもたらす恐れがあることを公表しています。
ここからお伝えするコーヒーの正しい飲み方を身につけて、ノーリスクで美肌効果を得られるようにしていきましょう!
コーヒーは朝食後に飲もう
コーヒーって朝起きてすぐに飲むと、眠気が吹っ飛んで今日も1日頑張るぞ〜!って感じになりませんか?笑
しかし、朝起きだちで胃が空っぽの状態で飲むと、胃酸が分泌されて胃が荒れてしまう恐れがあります。
眠気覚ましに朝起きてすぐに飲みたい気持ちは痛いほどわかりますが、胃のためにも朝食後に飲むようにしましょう!
その代わりに朝白湯を試してみてはいかがでしょう?体が温まって代謝がアップし眠気覚ましになりますよ。
インスタントコーヒーは美肌効果が低い
飲みたいときにすぐに作れるので、インスタントコーヒーって便利ですよね!
しかし、インスタントコーヒーはドリップコーヒーに比べ、ポリフェノールであるクロロゲン酸の量が少ないため美肌効果が得られにくくなります。
その点、ドリップコーヒーは抽出に時間はかかりますが、インスタントコーヒーよりもポリフェノール含有量が多いので美肌効果は高くなります。
ドリップコーヒーと比べるとポリフェノール量が劣るだけで、ちゃんと含有はされているので、ドリップコーヒーを作る時間がないときはインスタントコーヒーで済ませるといいですね。
コーヒーは毎食後3回に分けて飲むのが理想
薬の服用のような表現の見出しですが、あくまでコーヒーの飲み方です。笑
コーヒーのポリフェノールであるクロロゲン酸は体にためておくことができず、3〜4時間で尿とともに排出されてしまうので、効果の持続性がありません。
ですから、毎食後3回に分けて飲む!ことを意識しましょう。
分けて摂ることにより体内の滞在時間が長くなるので、より効果を実感しやすくなります。
コーヒーは1日3〜4杯までにしておく
先ほどのいぬくんとねこくんの会話でいぬくんがたくさん飲むぞ〜と意気込んでいましたが、飲みすぎは逆効果になることもあります。
日本ではカフェインの摂取許容量は個人差もあるため、明確には定められていませんが、、
先ほど引用した厚生労働省のカフェインについてのQ&Aのとおり、飲みすぎは副作用のリスクが高まるので1日3〜4杯までが無難だと言えます。
また、カフェインの利尿作用により体内の水分が過剰に排出され、肌の乾燥を招いて肌荒れのリスクが高くなるため、過剰摂取にはくれぐれも注意してくださいね。
コーヒーは生き物
コーヒーも人間の体と同様、時間が経つにつれて酸化していきます。
酸化したコーヒーは、消化器の負担になり体に残りやすく、そのまま残ると肌トラブルの原因になるので、豆を挽いて1時間以内に飲みましょう!
お店で挽いてもらった場合は、きちんと密封して冷凍保存すると酸化を防ぐことができます。
コーヒー豆のほかに使い回しで酸化した油(コンビニやファーストフード店の揚げ物など)も体に残りやすいので食べすぎには気を付けてください。
コーヒーとバナナの相性は抜群
コーヒーとバナナ?と思われる方は多いと思いますが、実はコーヒーとバナナの食べ合わせは健康にもよく美肌効果も高まるんです!
バナナにはカフェインのデメリットを補う作用があるんだ!
バナナはビタミン類、アミノ酸、食物繊維など豊富に栄養素が含まれていて、バナナ単体でも十分美肌効果は得られますが、コーヒーとの食べ合わせでより美肌効果が高まります!
カフェインの摂りすぎによる副作用で代表的なものに頭痛がありますが、バナナの炭水化物が血糖値のバランスを調整して頭痛を緩和してくれます。
また、バナナには腸内環境をよくするオリゴ糖が含まれているので、便秘の改善にも役立ち肌トラブルを防ぎます。
コーヒーとバナナを別々に食べてもいいですし、バナナをコーヒーの中に入れて飲むドリンクなんかもあります。
バナナコーヒーのレシピを以下でご紹介します!気になる人はぜひ作ってみてください(^^)
バナナコーヒーの作り方
【材料】
- バナナ:3分の1
- ドリップコーヒー:1袋
- はちみつ:お好みで
【作り方】
- バナナをスプーンでつぶし、レンジで温める
- つぶしたバナナをカップに入れ、ドリップパックをセット
- 湯を注ぎ、完成
★ミキサーで作る場合は、バナナとミルクでバナナジュースにしてから、インスタントコーヒーを使うと濃厚な味わいを楽しめます。
出典:coffeemecca
バナナコーヒー、意外とうまそうなので記事を書き終えたら早速作ってみます。笑
コーヒーの美肌効果を得るなら断然ブラック
コーヒーのポリフェノールやカフェインの美肌効果を得たいのであれば、ブラックで飲むのがオススメです。
シュガーやミルク入りのコーヒーを頻繁に飲んでいると、肥満の原因になるだけでなく美肌作りにも悪影響をおよぼしてしまいます。
できるだけブラックを飲んでいただきたいのですが、どうしても飲めない場合はミルクの代わりに牛乳、シュガーの代わりにオリゴ糖を入れるといいでしょう。
ただし、入れすぎには注意です。
缶コーヒー<インスタントコーヒー<ドリップコーヒー
インスタントコーヒーも手軽に飲むことができますが、それよりも手軽なものが缶コーヒーです。
インスタントコーヒーとドリップコーヒーは淹れるのにお湯が必要ですが、缶コーヒーはすでに出来上がっている状態で販売されているので、手を加えることなく簡単に飲めます。
だからといって安易に缶コーヒーを買うのは危険です。
といいますのも、ブラック以外の缶コーヒーは強い甘さを出すためにシュガーをめちゃくちゃたくさん使って作られています。
先ほどもお伝えしましたが、砂糖の摂りすぎは肥満の原因になったり美肌作りに悪影響を及ぼします。
また、缶コーヒーはインスタントコーヒーやドリップコーヒーと比べるとカフェイン量が多く、何本も飲むと副作用を起こすリスクも高くなってしまいます。
こういった理由もあり、缶コーヒーはオススメできません。
でも、外出先で無性にコーヒーが飲みたくなる時ってありません?笑
でも毎回カフェって高くつくよな〜。
どこでも飲めるし、直前に豆を挽くから酸化の心配もないし、なにより安い!
こういうぼくも外出した際には高確率でコンビニコーヒーを買って車中で飲んでいます。笑
コンビニコーヒーって直前に豆を挽いて淹れるので意外と美味しいんです。個人的には、缶コーヒーを飲むならコンビニコーヒーの方がオススメです!
コーヒーはビタミンCを壊さない
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、老廃物や余分な水分の排出をスムーズにしてくれます。
そんなカフェインの利尿作用が誤解を招き、体内のビタミンCを破壊し排出してしまうとの誤った情報が多く出回っていますが、そもそもコーヒーにそんな成分は含まれていません。
確かにカフェインは排出をスムーズにするので、多少のビタミンCは排出される可能性はありますが、それはあくまで吸収できすに余った分です。
つまり、体内に吸収されず容量を超えたビタミンCだけが排出されたってことになります。
ですが、カフェインに利尿作用があることに変わりはないので、どうしても不安だって方はビタミンCとコーヒーを摂る時間をずらすといいでしょう。
【 #ビタミンC の #美肌 効果】
①メラニン生成を抑えて #美白 にする
②老化を遅らせる
③傷跡の治りを早くする
④肌の乾燥を防ぐ
⑤コラーゲン生成を助ける
⑥ #肌荒れ をなくすpic.twitter.com/2fsXJqjS8V— 肌荒れのない美肌をつくる@そう (@souiam01) 2017年11月6日
コーヒーの美肌効果まとめ
いかがでしたか?
コーヒーの飲みすぎはかえって逆効果になり、健康を損ねたり肌トラブルの元となってしまい、美肌作りどころではなくなってしまいます。
コーヒーの種類や飲む量、飲むタイミングさえ気をつければ、とても高い美肌効果を得られる飲み物なので普段の生活に積極的に取り入れてみましょう。
コーヒーは奥が深いので、「美肌のために飲んでいたのに、いつの間にかコーヒーマニアになっていた!」なんて可能性もゼロではないはずです。笑
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