こんにちは!美肌研究家のそう(@souiam01)です。
長年、乾燥肌で悩んでいる、肌荒れを起こしやすいという方に共通して不足している成分があります。
その不足している成分とは「セラミド」です。
セラミドは皮膚の1番表面の角質層に存在し、おもに肌のバリア機能を司る成分です。
角質層にセラミドを補給することで、セラミドが肌の水分を逃がさずしっかりと保持するので乾燥しなくなり、あらゆる肌トラブルが改善します。
今回はそんな素晴らしい美肌効果を持つセラミドにフォーカスして、お伝えしていきます!
角質層にセラミド補給を!
セラミドとは?
セラミドとは、厚さ0.02mm(食品用のラップほど)の角質層に存在する細胞内の水分が逃げないようにすき間を埋めている「細胞間脂質」という成分の1つで、その細胞間脂質の50%をセラミドが占めています。
細胞をレンガに例えると、細胞間脂質はレンガとレンガをつなぎ合わせるセメントのようなもので肌の潤いを保つ役割を担っています。
セラミドの美肌効果
セラミドはそれ1つで何役もの美肌効果を発揮してくれます。そんなセラミドの具体的な美肌効果は6つです!
- 肌や髪にうるおいを与える
- 細胞のすき間を埋めて水分蒸発を防ぎ、乾燥やシワを防止する
- バリア機能を高め、外部刺激から守る
- メラニンの生成を抑制し、美白にする
- 肌荒れを防止する
- アトピー性皮膚炎を改善する
セラミドを角質層に補うだけで肌の水分バランスが整うので、あらゆる肌トラブルが改善します。
もともと人の体に存在してはいますが、肌質によって量が違いますし加齢とともに減少していく成分なので、外部からしっかり補ってあげることが大切です。
また「正解スキンケア」でお伝えしたとおり、化粧品の成分は角質層までにしか届かず、肌の奥まで浸透しません。
ほとんどの美容成分は角質層よりも奥に届かないと意味がないので、角質層にもともと含まれているセラミドを補うことは理にかなっていると言えます。
肌荒れの原因はセラミド不足
乾燥や肌荒れ、アトピー性皮膚炎で悩んでいる人の肌はセラミド量がとても少ないとの報告もあるようです。
人体においては、セラミドの合成障害によりアトピー性皮膚炎などを生じうる。
出典:Wikipedia
セラミド量が少ないと、肌のバリア機能が低下するため角質層内部の水分が蒸発しやすく、外部から抗原などが入りやすくなります。
抗原が角質層内部に入ると、アレルギー反応を起こしかゆみや炎症などの様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。
セラミドは4種類に分類される
セラミドには「ヒト型セラミド」、「類似セラミド」、「植物セラミド」、「動物セラミド」の4種類があります。
この中で「ヒト型セラミド」は、私たちの皮膚にもともと存在するセラミドに化学構造が似ているので、現時点でもっとも美肌効果があると言われています。
その他の「類似セラミド」、「植物セラミド」、「動物セラミド」は本物のセラミドではなく、成分表示にセラミドと表記することはできません。
効果もヒト型セラミドと比較すると劣りますが、しっかりと配合されていれば一定の美肌効果は得られるセラミドです。
類似セラミドや植物セラミドは市販でも手に入りやすく、価格設定も良心的。化粧水で2,000円前後。
対して、ヒト型セラミドは3,000円前後と1,000円ほど高いですが、保水力や肌バリア機能を考えると1,000円ほどの差であれば、ヒト型セラミドを選ぶのが妥当でしょう。
ヒト型セラミド入りの化粧品は一体どうやって見分ければいいのでしょうか?
ヒト型セラミド入り化粧品の見分け方
セラミド入りの化粧水や乳液、美容液は成分表示にヒト型セラミドとは表記されてはいません。
ヒト型セラミド入りの化粧品は「セラミド+数字」もしくは「セラミド+英字」で表記されていて、この表記が上位に書かれているほどセラミドの美肌効果が高まります。
2年ほど前から「セラミド+英字」に変更されているので、現在ほとんどが英字での表記になっています。
- セラミドNPまたは(セラミド3)
- セラミドEOSまたは(セラミド9)
セラミド入り化粧水の正しいつけ方
ぼくが推奨する化粧水のつけ方は基本的にコットンは使わず、パッテイングもしません。
というのは、それが肌刺激になるから。肌刺激になるとメラニンを生成してしまい、肌が黒ずんでしまいます。
できるだけ肌に刺激を与えないようにつけることが大切です。
- はじめに手を洗い清潔にします
- 500円玉ほどの量の化粧水を手に取り、手のひら全体に広げます
- 顔全体に化粧水をのばし、優しくハンドプレスします
- 肌が手に吸い付く感触を感じたらOK
基本的にはセラミド化粧水だけで問題ありませんが、乾燥を感じるようであれば適量のクリームを塗るとフタの効果があり、よりセラミドの美肌効果を実感できます。
先ほどお伝えした、アスタキサンチンやプラセンタ入りだと抗酸化作用で老化防止が期待できますね。
セラミドは食品からも摂取できる
セラミドは食品から摂るよりも、化粧品などで外から補う方が美肌効果は高いと言われていますが、より効果を実感するためにも食品からも摂ってみましょう。
セラミドを含む食品をまとめたので、参考にしてみてください。
こんにゃく、黒豆、小豆、ひじき、コーヒー、紅茶、ごぼう、わかめ、黒こしょう
勘のいい方はお気づきかと思いますが、セラミドを含む食品は黒いものが多いんですね〜。
この中でも特にセラミドの含有量が多いのは、こんにゃく!!
こんにゃくの原料であるこんにゃく芋は、セラミドのサプリの原料となっているほどセラミドを豊富に含んでいることで知られています。
セラミド補給は食べるよりも塗るほうが効果的
セラミド補給は、食品から摂取するよりも化粧品から摂取したほうが効果的です!
なぜなら、セラミドは肌表面の角質層に存在する成分なので、化粧品から直接おぎなうほうが効率がよく効果も高くなります。
有名な美容家の先生でさえ、化粧品の成分の中でもっとも重要なのは”セラミド”と言っているほどの成分なので、積極的に化粧品から補給しましょう!✨
まとめ:セラミドの美肌効果はたくさんある
セラミドは角質層に補給したり、食品から摂取するだけで、ありとあらゆる美肌効果を発揮する成分です。
加齢とともに角質層のセラミド量は減り、肌の乾燥や老化を引き起こしてしまうので、セラミド配合の化粧品で補ったり、セラミドを含む食品やサプリをうまく活用して効率的に摂取していきましょう!
ではでは、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
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